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爆クラin DOMMUNE​<第99夜>「ととのうクラシック〜爆クラサウナ篇」ゲスト:とくさしけんご



爆クラは今まで様々なテーマを取り上げてきましたが、実はこの切り口は無かった! というのが、サウナ。そう、この数年じわじわとブームになり、各地で本格的なフィンランドサウナが林立状態のサウナです。



クラシックを教養や知識ではなく“体感”することをオススメしている爆クラでは、いつか深く突っ込んでみたいと思っていたテーマですが、この度、作曲家のとくさしけんごさんという最適任者を発見。第20回日本現代音楽協会作曲新人賞などに輝きつつ、サウナブームに火をつけたテレビ東京のドラマ『サ道』の劇判はもとより、その名も『ととのうクラシック』というまんまのコンピアルバムの監修を務め、サウナテーマのオリジナルアルバムもリリースされていらっしゃる達人です。

「ととのう」という、サウナ→冷水浴のループからもたらされる、独特のトランス状態はまさに至高体験ですが、クラシック音楽の中にもその境地は偏在します。トランスと一言で言いますが、それは自分の細胞の一つ一つが意識を持つような内省と聴覚や感覚の先鋭化への旅。熱さの中で耐え抜いた後に現れる、解放とエクスタシーという構造は、まさに、多くの交響曲の構造的特性。そう、交響曲はサウナと見つけたり(ホントか?)

ということで、雑誌編集者として徹夜と夜遊び上等の20代からのサウナ歴を誇るワタクシと、サウナ音楽エヴァンジェリスタ、とくさしさんと語り、紹介していくのは、「クラシック音楽の中に潜むサウナ的快感のすべて」。

その週末、サウナ行きを予定しつつ、番組をスタジオ現場もしくはYouTube Liveで楽しんでいただければ幸です。

 

■ゲスト:とくさしけんご

作曲家。1980年青森生まれ。

アルバム「MUSIC FOR SAUNA」シリーズ、テレビ東京 ドラマ『サ道』劇伴、Netflix「日本沈没2020」(オーケストラアレンジ)、スクウェア・エニックス「FINAL FANTASY VII REMAKE」(オーケストラアレンジ) など、その他、TV、CM、ゲーム、映像、展示などのための音楽多数。

『ととのうクラシック』など、クラシック音楽のコンピレーションシリーズ「新・クラシック セレクション」の監修もつとめる。

第20回日本現代音楽協会作曲新人賞、第10回東京国際室内楽作曲コンクール第一位受賞。

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