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爆クラアースダイバーvol.1

「水島臨海工業地帯の工場夜景と

瀬戸内海のサンセットを体感する船の音楽会」

2018年12月1日(土)

岡山県倉敷市・鷲羽山下電ホテル

Video Producer:高橋聡 Video Director:スパイキー・ジョン

 

 音楽を自然と環境の中で体感するクラシック音楽のレイヴ、というべき試みの第1弾は、水島臨海工業地帯の工場夜景と瀬戸内海のサンセットの景観とともに、特別仕様のサウンドシステムを搭載した船で奏でられるクラシック音楽を「音響体験」する、というもの。

 70人定員の遊覧船をチャーターして、サウンドシステムを搭載し、第1便がサンセット時の瀬戸内海に、第2便が水島臨海工業地帯の工場夜景とともに漆黒の闇の中を船出する。

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 まさにいまだかつてない、体感と感情に訴えかけるクラシック音楽のリスニング環境が整えられた船内には、クラシック音楽が空気を震わす音波となり、虫の声、流氷が砕ける音、木々のざわめきなどと溶け合っていく。おそらくクラシック音楽に向き合って聴いたことはないであろう漁師町の男性のひとりをして、ブルックナーの交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」を船の中で聴いて「今まで、忘れていた子ども時分の記憶と重ね合わせて聴いていた」とさえ言わしめた。

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 さらにクルージングの前後には、児島の海岸沿いに位置し、70年代のマイアミ、リゾートホテルを彷彿させる奇蹟の建築をいまに残す<下電ホテル>の、これまた「昭和にワープだ! 」と言うべき、ラウンジルームにてパーティー「クラシック音楽を環境とともに体感する」を開催。DJは若手の注目指揮者、坂入健司郎による、人気ストリーミング番組ドミューンで伝説となっているクラシックネタのDJを再び。そして、昭和歌謡DJとして東京の夜を彩っている吉岡洋美が降臨。そのほか、児島の熟女たちの人生相談付きバー「ババア・バー」にて、瀬戸内・児島の夜を堪能し尽くすプログラムとなった。

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