NEWS
2024年4月23日
イベント情報を公開、チケット先行抽選を開始しました。
混ぜるな、危険(なのか?)
ラッパーの感性が、クラシック音楽から生きた"言葉"を生み出す現場にGO!!!
言葉を持たないクラシック音楽が、時代のセンスに従って、ラッパーたちの言葉から、新たな響きを獲得する、刺激的な音楽の現場が、『交響ラップ』です。
1970年代にニューヨークのブロンクス地区のストリートで発生した独自の音楽ジャンルであるヒップホップは、ダンス、ファッション、そして音楽産業の形態自体にも大きな影響を及ぼし、今や全世界を巻き込む大衆音楽の一大ジャンルとなりました。
その中心的存在は、ラッパーたち。彼らはトラック(後ろで鳴っている音楽)に乗せてライムという「詩」を表現していきます。つまり、音楽に合わせた「詩の朗唱」とも言え、その内容は詩作と同様、社会や個人の内面を表現。ちなみに、韻を踏むというスタイルがあるのは、どちらも同じ。
『交響ラップ』は、その名の通り「クラシックの楽曲そのままの生演奏がバックトラックとなり、ラッパーが表現する」という画期的なコンサートです。
クラシックのアーカイヴの中から曲が選び出され、曲の音響はもとより、作曲者の意図、時代性などをインプットした上でラッパーたちは、現代と切り結ぶ刺激的な「ライム/歌詞」をフロー。ベートーヴェンはシラーの詩を交響曲第九番の最終楽章に取り入り、ドビュッシーはマラルメの詩をモチーフに多くの曲を書いたことの、逆提案、とも言えるのです。
オペラ歌手がオーケストラをバックに歌うソロコンサートの歌唱部分が、ラップにすげ変わったようなスタイルを想像してみてください。ライム(詩)の世界観によっては、モノオペラのような表現が成立していくことでしょう。世界的に活躍し、オペラに定評がある指揮者の原田慶太楼が、そのタクトで二つのジャンルを切り結んでいきます。
プロデューサー/MC 湯山玲子
公演情報
交響ラップ
クラシックとラップが挑む未知の領域
Orchestra Remix: Classic Meets Hip-Hop
日時
2024年7月17日(水)
19:00開演(18:15開場)
会場
サントリーホール
〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目13-1
チケット情報
S席 7,000円/A席 5,500円/B席 3,500円/C席 2,500円 (税込)
全席指定/お一人様4枚まで/未就学児の入場はご遠慮ください
チケット発売日
先行抽選販売日
4月23日(火)12:00 ~ 4月30日(火)23:59
〈取り扱い〉
イープラス
チケットぴあ
一般発売日
5月9日(木)10:00
〈取り扱い〉
チケットぴあ
イープラス
パシフィックフィルハーモニア東京 チケットデスク
パシフィック・ネットチケット
サントリーホールチケットセンター
注意事項
※公演中止以外の場合を除きキャンセル・払い戻しはできません。
※やむを得ず出演者・曲目が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※営利目的の転売は固くお断りいたします。
プログラム
菊地成孔×林光/映画『秋津温泉』より「ラストシーン・新子の死」
志人×ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調 作品92 より 第2楽章
and more...
出演者
菊地成孔
Naruyoshi Kikuchi[ラッパー]
1963年生まれの音楽家/文筆家/音楽講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイスト&批評家であり、映画やテレビの劇伴も多い。2021年、自らの生徒と共に、ギルド「新音楽制作工房」を立ち上げ、2023年には映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の劇伴を担当。
志人
Sibitt[語部]
独自の日本語表現の探求により、言葉に秘められた全く新しい可能性を示す。
音楽表現のみならず舞台芸術、古典芸能の語り部等、分野を超えて国内外で活動する表現者。『藝大プロジェクト2022 「藝大百鬼夜行」』では、ストラヴィンスキー『兵士の物語』を川村亘平斎(影絵師)×志人(語部)×藝大生で公演。
2021年にセルフプロデュースアルバム『心眼銀河』『視覚詩・触覚詩 心眼銀河 書契』を発表。
呂布カルマ
Ryoff Karma[ラッパー]
名古屋天白JET CITY PEOPLE代表。
プロラッパーでグラビアディガー。
愛知県名古屋市在住のラッパー。
2021年から自身の公式YouTubeチャンネルを開設。
不定期に生放送をして活動している。一男一女の父。
原田慶太楼
Keitaro Harada[指揮]
東京交響楽団正指揮者。サヴァンナ・フィルハーモニック音楽&芸術監督。24年4月愛知室内オーケストラの首席客演指揮者兼アーティスティック・パートナーに就任。ショルティ財団トップとなるコンダクター賞、渡邉曉雄音楽基金音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
kharada.com/@KHconductor
パシフィックフィルハーモニア東京
Pacific Philharmonia Tokyo[管弦楽]
1990年設立。定期演奏会等の自主公演の他、オペラ、バレエ、音楽鑑賞、レコーディング、テレビ・ラジオ出演など幅広く活動。
また2017年からポップス定期演奏会を開催し、アニメ・ゲーム音楽など各界のアーティストと共演を続けている。2018年からは楽団誕生の地である練馬で練馬定期演奏会を開催し、地元に根差した活動も行っている。2022年4月には飯森範親が音楽監督に就任し、さらに楽団名を「パシフィックフィルハーモニア東京」へ改称して、更なる飛躍を目指す。
音楽監督/飯森範親、指揮者/園田隆一郎、ポップスエグゼクティブプロデューサー/藤原いくろう、クリエイティヴ・ディレクター/湯山玲子
湯山玲子
Reiko Yuyama[プロデューサー/MC]
著述家、プロデューサー。著作に『女ひとり寿司』 (幻冬舍文庫)、『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)、上野千鶴子との対談集「快楽上等!」(幻冬舎)等 。クラシック音楽の新しい聴き方を提案するプロジェクト「爆クラ」主宰。DJジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団の公演等をプロデュース。テレビコメンテーター、ファッションブランドOJOUのデザイナーとしても活動中。日本大学藝術学部文芸学科講師。
問い合わせ
パシフィックフィルハーモニア東京
03-6206-7356(平日10~18時)
主催・制作
パシフィックフィルハーモニア東京
企画
爆クラ/ホウ71
交響ラップ 各種SNSはこちら
QRコードをクリック/タップで移動します
© 2024 HOU71 Co., Ltd
All rights Reserved.