先の2月8日、20世紀が生んだ音楽における最大級の才能のひとり、バート・バカラックBart Bacharach御大が先週、94歳で天国に召されてしまいました。『雨にぬれても』『ルック・オブ・ラヴ』『ディス・ガイ』など、名曲揃いのヒットチューンは、跳躍のメロディーと抜群のコード感を持ちながらも、常にビルボードの上位ランキングに輝く大衆性を持ち、多くの人々を魅了してきました。
実は、バカラック御大、クラシック音楽においてはフランス6人組のひとり、ダリウス・ミヨーに作曲を習った弟子筋であり、クラシック音楽の新しい聴き方を提案する〈爆クラ〉では、ポップスながら大特集。といいますか、彼こそは、ワタクシ湯山の音楽センスの基本をつくった作曲家のひとりであり、彼にインタビューしたくて、若き日、自分のキャリアをつくった経緯があるという個人的な思い入れがあるのですよ。
ゲストDJは、バカラックの音楽を愛して止まず、そのクリエイティヴとセンスのバトンを確実に継承している小西康陽さん。トークゲストは、元ピチカート・ファイヴの歌姫、野宮真貴さん、1930年代から40年代のスタンダードなどを、華麗な響きで蘇らせるアーティストであり、映画音楽の造詣が深いコシミハルさん、「バート・バカラックの音楽のような文房具が作りたい!」と公言してきた、オシャレ文具メーカーデルフォニックス デザインディレクターの佐藤達郎さん、真性バカラックオタクであり、日本の実用音楽(映画・放送・舞台・宣伝等)のプロデュース等で名高い、早川優さん、そして、当日、もしかしたら、という大物ゲストも登場(決まり次第、お伝えします)。
みなさんに「私のバカラック」を持っていていただき、その魅力を存分に語っていただきます。
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