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爆クラ<第8夜>「昇天! アヴェ・マリア 〜合唱付き」ゲスト:カントゥス


 クリスマスにちなんだ企画を考えたときにまず頭に浮かんだのは、アヴェ・マリアでした。


 アルカデルト、モーツァルト、ケルビーニ、シューペールトにグノー・・・。多くの作曲家がこのキリスト教の聖母マリアへの祈祷をのための音楽をつくっていますが、そのすべてに駄作無し、いや、何かの大きな力に導かれるように美しい旋律を生み出しています。それらの魅力を堪能するとともに、何と、後半は「アヴェ・マリア」を皆さんで歌ってしまおうという企て。  学生時代の合唱コンクールで、いやいや歌った「大地讃頌」がやっているうちに、どうにも面白くなっちゃった、という方々。今こそその心に小さな火をつけて下さい!  ゲストとして登場するのは、女子聖歌隊としてグレゴリオ聖歌やルネッサンス音楽などを手がけ、その一方でフィッシュマンズや坂本美雨等のアーティストたちの作品に参加するなど多彩な活動をしている、カントゥスのメンバーたち ユウ・リナ・レイコ・太田美帆の4人。3.11の震災という、大変なことが起こってしまった今年の最後を、アヴェ・マリアの歌声とともに、祈りの中にしめくくる一夜です。


参考資料↓

シューベルト「アヴェ・マリア」レニー・フレミング


カッチー二「アヴェ・マリア」サラ・ブライトマン


 ここで、ゲストからメッセージ有り。「グノー・シューベルト・カッチーニ」の他にも、数多の作曲家が「アヴェマリア」という名の名曲を遺している事はご存知の方も多いと思います。今回、湯山さん号なる大船にちゃっかり乗船させて頂く我々、そんな変わり種アヴェマリアを、僭越ながら生歌でご紹介出来ればと思っております。 宜しくお願いします。楽しみです。(カントゥス/太田美帆)


 教養としてのクラシックではなく、ドミューンに親しんだクラブ耳を持つ人にこそ体験してほしい、この爆音音浴。生演奏がデフォルトだけれど、録音とオーディオという現代のテクノが入ってこその、音と脳と身体とのセッションを堪能して下さい。そして、今回は合唱付き。この回がうまくいったら、爆クラ合唱団をやってみようかな、などと妄想中。


●プログラム

 ~聞き比べ歌い比べ

 「アヴェ・マリア」

  ・グレゴリオ聖歌

 ・フランク

 ・アルカデルト

 ・カッチーニ

 ・ストラヴィンスキー

  休憩を挟んで それではみんなで歌ってみましょう!



ゲスト

カントゥス

幼なじみで結成した女子聖歌隊。メンバー全員東京出身。音楽大学出身者はいない。教会音楽に魅せられ、グレゴリオ聖歌やルネッサンス音楽などをメインレパートリーとして活動中。アルバム「ハルモニアの娘」(EWE)でデビュー。昨今は、フィッシュマンズ・坂本美雨・中島ノブユキ・阿部海太郎等ジャンル問わず様々なアーティ ストの作品に参加する。CANTUS(カントゥス)とは、ラテン語で「歌」という意味。


[アーティスト写真撮影:青野賢一 (BEAMS)]

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