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爆クラ<第68夜>「マキタスポーツと語る、クラシックにおける『ヒット曲の法則』」ゲスト:マキタスポーツ

 クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ。なんと、お笑い芸人、ミュージシャンのマキタスポーツさんが登場します。



 マキタさんといえば、長渕剛の「乾杯」とサザンオールスターズの「いとしのエリー」をマッシュアップし両者の不仲説を匂わせた「いとしのエリーに乾杯」というパロディソングで一躍、心あるカルチャー好きの中で話題となっていた方。最近では映画「苦役列車」でブルーリボン賞新人賞を受賞以来、役者としてもブレイクしていますが、何と言っても、著作の『すべてのJ-POPはパクリである〜現代ポップス論考』が超オモシロい。


 クラシックならば、お馴染みのカノン進行使用の曲の宿命やら、頻出ワード、楽曲構成などを分析し標題に至ったという内容は、そのままクラシック音楽の名曲たち(駅で売っているCDにお馴染みのラインナップ)にも同様の法則が存在するのでは?! などと激しく想像ができるのです。


 「こんなにも似通ったコード進行やリズムが溢れかえっているのに、「パクリ」と言われるのはメロディーが似た時だけであるのは何故なのか?」とマキタさん。我々が「音楽」といったときには、即メロディーを思い浮かべる、というのは紛れもない事実。


 で、今回はクラシック音楽の中で皆に親しまれている名曲たちや、交響曲の中に隠れ潜んでいる「ポップスでも全然イケる!!」というキャッチーなメロディーをピックアップ。マキタさんとともに、「クラシックにおけるヒット曲の法則」を探っていきます。


 ちなみに、皮切りはまだ感動さめやらぬフィギュアスケート金メダリスト、羽生結弦さんの決勝線の選曲から始めましょうかね。そう、サンサーンス作曲の「白鳥」を歌詞を付けて、イル・ヴォーロという声楽トリオが歌ったセレナーデですが、まさに、サンサーンスが現代に生まれていたら、超弩級の音楽プロデューサーになっていたことでしょう。


 マキタスポーツさんとは実は昨年のお盆の時期に、NHKFMで放送された(しかもゴールデンタイム!!)「湯山玲子の爆音クラシック」という番組に登場いただいて、大いにその耳の良さと音楽分析力、そして時代感覚に脱帽した才人。彼がどうクラシック音楽を分析し、語ってくれるのかは、大注目の一夜です。



ゲスト

マキタスポーツ

本名は、槙田雄司。職芸人×ミュージシャン/コラムニスト/俳優/音楽制作ユニット「マキタ学級」リーダー。独自の音楽観を深化させていくバンド「マキタ学級」を率い、全て自主企画による演出でライブを開催し、ツアー含め年間50本に及ぶライブ出演や“音楽と笑いを融合させた究極のフェス”と謳うロックイベントも主催するなど、精力的な音楽活動を行う。音楽的造詣をもとにした音曲ネタを得意とし、従来の“ものまね”や“替え歌”とは一線を画す「作詞作曲モノマネ」など知的なパロディネタや、音楽研究家として過去のヒット曲を分析し生み出された“マキタ式ヒット曲の法則”ネタなどが特徴。 2012年TBS『中居正広の金曜日のスマたちへ』に出演し、“ヒット曲の法則”に基づいて作られた楽曲「十年目のプロポーズ」を披露すると話題となり配信スマッシュヒットを記録。役者としても活躍し、映画『苦役列車』での演技が高く評され、ブルーリボン賞・新人賞等を受賞。著作に『すべてのJ-POPはパクリである〜現代ポップス論考』(扶桑社)

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