爆クラ<第75夜>「幽玄最強楽器フルートの誘惑」ゲスト:泉真由

 クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント、爆クラ。11月12日は、木管楽器シリーズ。取り上げるのはフルート。若手の題意他人者、国内外で数々の賞に輝き、この度、ギターの松田玄と組んでアルバムをリリースした泉真由さんをお招きして、この楽器の異様に奥深い世界を探求していきます。


 でもって、今回は松田弦(ギター)とのデュオアルバム「Toward the Sea 海へ」リリース記念として、泉×松田のミニコンサートもやていただけることに!!!



 泉さん、実は一昨年の爆クラアンサンブルin銀座東急プラザKIRIKO LOUNGEでのシェーンベルク「月に憑かれたピエロ」に参加していただいて、その表現、スキルに恐れ入ったことがあるのです。


 思えば、フルートは、とってもシンプルで原初的な楽器。音楽の最初は、声であり、叩く音のリズムであったわけですが、その次、言わば「モノの特別な音に気がついて、その音を鳴らす」という楽器の誕生は、どう考えても笛。


 水辺の葦や森の竹を唇に当てて吹いたら、「この世のものとは思われないような音が出た」というのがたぶんフルートの原型。なので、この楽器、チグリス・ユーフラテス川の岸辺から、現代まで一気通貫。一見、「お嬢様」な楽器のですが、その音色は実はブリミティヴなエネルギーと、人間の潜在意識に訴えかける力を持っているのです。


 その魅力を言葉にするとしたら、まさに「幽玄」そして「クール」。ドビュッシーの「シュリンクス」、プーランク「フルートソナタ」、そして、武満徹の「海へ」と聴き込めば、この楽器のそこだけ異世界のような「音響場」を作ってしまう、この楽器の凄さがわかるというもの。


 シンプルな楽器だけに、奏者の「表現の内圧」というものがモロに出てしまう怖い楽器。オーケストラにおける、この楽器の役割は、作曲家のセンスがモロ露呈する感じがあり、今回は独奏曲、アンサンブルの名曲たちも含め、交響曲の中の「フルート一発」というキモ演奏もご紹介する所存。


 ちなみに、このフルート。個人的には「今から楽器をやってみたい」というオトナには、オススメの楽器。何たって、持ち運びが簡単なので、飲み会の余興にビゼー「アルルの女」を吹く日も遠くないわけでして(ホントか)。


 音楽の聴き方にまたひとつ深みが加わる、刺激的な一夜になるはず。


 ぜひ、お運びあれ。



ゲスト

泉真由(いずみまゆ、フルート奏者)

高知県出身。桐朋学園大学を首席で卒業。同大学卒業演奏会、読売新人演奏会に出演。同大学研究科、桐朋オーケストラアカデミーを修了。第13回日本フルートコンヴェンションコンクールソロ部門第1位、吉田雅夫賞。第21回日本木管コンクール第2位。第19回日本木管コンクール第3位。第25回下八川圭佑記念高知音楽コンクール奨励賞、第30回同コンクール優秀賞第1位。N.A.Tよりソロアルバム”道の記憶〜Les SENTIERS〜”を発売。記念リサイタルを、東京、大阪、高知、パリの各地で開催。2008年より作曲家グループOTOの会主催の〜室内楽OTO〜に参加し、新作発表に携わる。2018年1月には、全8作を献呈された”室内楽OTO〜泉真由のフルートとともに”が好評を博す。ソロ、室内楽奏者としての活動と、国内のプロオーケストラ、吹奏楽団に客演を重ね、多方面で活躍している。また、桐朋学園大学、洗足学園音楽大学、桐朋学園大学附属子どものための音楽教室 仙川・御茶ノ水教室にて非常勤講師を務め、後進の育成に力を入れている。第9回かわさき産業親善大使。 松田弦(ギター)とのデュオアルバム「Toward the Sea 海へ」をこの度リリース。 

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